IGEM:Tokyo/2008/ideas4: Difference between revisions

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担当:竹内、上村、島崎、小松<BR>
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・大腸菌の鞭毛はATPにより回転方向を変える。<BR>
鞭毛→根元のモーター+毛。モーターは6000~17000rpm。100~300Hz。毛がつくと200~1000rpm。<BR>
・同期させるのに、バイオフィルムで大腸菌をパックし、フィルムの動きで振動を生み出す。<BR>
鞭毛にこだわらず、キネシン、ダイニン、ミオシンや人の筋肉とか使って振動できないか。<BR>
・虫に、水中で音を鳴らす虫がいる([http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%BA%E3%83%A0%E3%82%B7_(%E6%98%86%E8%99%AB) ミズムシ]:前足をこすり合わせる。前足がある時点で、どういう虫かわかるよね?)<BR>
弦は別もので、動かすのは細菌とかでも<BR>。
・出力を音にするのではなくて、入力を音にしてもよいかも。<BR>
<font color=crimson>問題点<BR>
・信憑性はないが、酒酵母に音を聞かせるとこがある。そういえば、植物に声をかけたほうがよく成長するとかいう論文が出・た記憶がある。(たしか結局根拠なくて却下されたはず・・・・。)<BR>
回転を一定にできない。<BR>
・振動させるのは鞭毛か、心筋か?それとも。振動する信号を細胞に出させるのか?<BR>
振動数かえるために弦の長さ変える機構?<BR>
・水中では高音しか聞こえない。共振を利用できないか。<BR>
細胞を無理矢理くっつけるor分裂時に分裂し損ねたやつ。<BR>
・まず、何で周期的な変化を出すのか考える必要がある。<BR>
もし大腸菌をつかうなら、水中を伝える必要がある。→イルカやくじらの発声の仕組み調べる必要。</font><BR>
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細胞の同期の必要性。’06imperial参照<BR>
大腸菌の鞭毛はATPにより回転方向を変える。<BR>
同期させるのに、バイオフィルムで大腸菌をパックし、フィルムの動きで振動を生み出す。<BR>
虫に、水中で音を鳴らす虫がいる([http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%BA%E3%83%A0%E3%82%B7_(%E6%98%86%E8%99%AB) ミズムシ]:前足をこすり合わせる。前足がある時点で、どういう虫かわかるよね?)<BR>
出力を音にするのではなくて、入力を音にしてもよいかも。<BR>
信憑性はないが、酒酵母に音を聞かせるとこがある。そういえば、植物に声をかけたほうがよく成長するとかいう論文が出・た記憶がある。(たしか結局根拠なくて却下されたはず・・・・。)<BR>
振動させるのは鞭毛か、心筋か?それとも。振動する信号を細胞に出させるのか?<BR>
水中では高音しか聞こえない。共振を利用できないか。<BR>
まず、何で周期的な変化を出すのか考える必要がある。<BR>


=='''動脈硬化'''==
=='''動脈硬化'''==

Revision as of 22:52, 1 April 2009

調べることが班別にまとまってきたと思うので作ってみました。 書記長さんが毎回メモするのも大変だと思うので、何か調べたこと、考えたことがあったら随時書き込んで、まとまったものを班ごとにミーティングで発表するというのはどうでしょうか? 所属の班が決まっていない方は興味のあるアイデアのところに名前を書き足してください。(最低2つ以上)

振動

担当:竹内、上村、島崎、小松

鞭毛→根元のモーター+毛。モーターは6000~17000rpm。100~300Hz。毛がつくと200~1000rpm。
鞭毛にこだわらず、キネシン、ダイニン、ミオシンや人の筋肉とか使って振動できないか。
弦は別もので、動かすのは細菌とかでも
問題点
回転を一定にできない。
振動数かえるために弦の長さ変える機構?
細胞を無理矢理くっつけるor分裂時に分裂し損ねたやつ。
もし大腸菌をつかうなら、水中を伝える必要がある。→イルカやくじらの発声の仕組み調べる必要。


細胞の同期の必要性。’06imperial参照
大腸菌の鞭毛はATPにより回転方向を変える。
同期させるのに、バイオフィルムで大腸菌をパックし、フィルムの動きで振動を生み出す。
虫に、水中で音を鳴らす虫がいる(ミズムシ:前足をこすり合わせる。前足がある時点で、どういう虫かわかるよね?)
出力を音にするのではなくて、入力を音にしてもよいかも。
信憑性はないが、酒酵母に音を聞かせるとこがある。そういえば、植物に声をかけたほうがよく成長するとかいう論文が出・た記憶がある。(たしか結局根拠なくて却下されたはず・・・・。)
振動させるのは鞭毛か、心筋か?それとも。振動する信号を細胞に出させるのか?
水中では高音しか聞こえない。共振を利用できないか。
まず、何で周期的な変化を出すのか考える必要がある。

動脈硬化

担当:山本、山崎、鈴木、河合、田中、馬谷、三津澤

コレステロールがたまることで動脈硬化が起きる。
コレステロールはタンパク質に囲まれて血液中を移動
そのタンパク質には二種類あり、
LDL:悪玉。肝臓で作られたコレステロールを細胞へ。血管に傷があると貯まる。
HDL:善玉。血液中の余ったコレステロールを肝臓へ。
血管内壁に傷があると、LDLコレステロールが蓄積し、LDL酸化がおこる。白血球はそのLDLコレステロールを食べて死ぬ。けれども、コレステロールは残り、血管が細くなる。
コレステロールを分解する酵素コレステロールオキシダーゼ(COX)
商品化されているもの(血清中のコレステロール濃度調べたり、膜構造を調べるのに使う)と、細菌が作り出すものとある。
前者は分解産物がCEOだが、後者はHCEOである。
Chromobacterium SP.DS-1という細菌が作る。
アミノ酸配列を調べてpET21-d(+)プラスミドに入れる。大腸菌に入れたらうまくいった。
このCOXは有機溶媒で失活しないし(商品化されているものはする)、熱に強い。構造的にも安定で、金属あっても錯体あっても効果ある。
HCEOは水溶性なのか?また、有害なのか?調べる必要がある。
COXの分解産物HCEOは不要性で体に悪いらしい。
人ではCYPっていう分解酵素が働いています。これは薬剤の分解とかにも働いていていろんな種類があります。たしか詩とクロム450の略で、CYP1、2、3とかいろいろあります。
コレステロールがたまる予防法はないかな。血管につかないようにするとか。
血管内に細菌を入れるようにするのか、透析という形にするのか。
透析だと、フィルターの問題になるのではないか。HDL(6~12nm)LDL(20~30nm)
in vitroではHDLの合成可能。⇒in vivoでは?HDL,LDLの作り分けできるか。
クオラムセンシングでLDLをすくなくして、HDLを増やすことができないか。

3/25のときのまとめをpdfで作成しました。画像をたくさんとりいれているため、こっちの形式にしました。
Media:cholesterol1.ogg

BSE

担当:山本

異常プリオンの分解酵素(MSK103)
納豆菌Bacillus licheniforrcis
1mlあたりで1μg異常プリオンを37度1時間で分解。
通常のたんぱく質も分解するのが問題。
異常プリオンが生成される途中でストップ掛けてもいいよね。

たばこの副流煙

担当:山本、山崎

煙草の副流煙をどうにかできないか。
ニコチン分解酵素(CYP2S6)、タバコスズメガにある。
実用性やコストの問題がありそう。
ニコチンを水に溶かす必要がある。
喫煙前に口の中にスプレーして禁煙療法にしては?
どうやって副流煙をとりこむか。フィルターだけだと細菌は必要ないよね。
無害で不快な物質を使って、タバコをほんとにやめてほしい人に飲ませる。
カプセルに細菌を入れて、体内で増殖させる。
煙草を吸うと臭くなる物質とかを発現させる。
臭い物質
・ノルマル吉草酸
・イソ吉草酸
・メタンチオール
ただし、中間生産物で反応する可能性
cf.同じような仕組みでアルコール探知機をつくれないかな。

体内時計

担当:小松、島崎、竹内、三津澤

付加価値食品

担当:鈴木、河合、田中、上村、山崎、馬谷

付加価値食品
食べ物に含まれる菌に何かを作らせる。
体に役に立つタンパク質を発現させるとなると、吸収の際にタンパク質は分解されるので意味がない。
栄養価を高める
発酵食品の利用

パン酵母
発酵段階で遺伝子を発現させる。(じゃないと、熱とか、乾燥とかのストレスかかっちゃう)
デンプン(小麦由来)からグルコースを作るようにさせて、甘いパンを作ろう。
グルコースからフルクトース作って(グルコースイソメラーゼ)甘くする。放線菌とかはこの酵素を持っている。
しかし、パンの製造段階で、砂糖水を加えている。すなわち、フルクトースをグルコースにかえる酵素がパン酵母にある可能性。
・パンの作り方を調べる必要あり。

食品に入れてみたいもの
・ケセルチン:がん、アレルギーに効く。抗生物質でもある。DNA配列不明。
・硫化アリル:抗生物質。血液サラさらなど。
上記二つはたまねぎ、にんにくにある。
・メチル化カテキン:緑茶にある。花粉症予防。ゲノム解読、特許出願中。
・クルクミン:ウコンにある。抗ストレス物質、がんに効く。東大農学部堀之内研でやってる。
・テアニン:お茶のうまみ。抗酸化剤。特許出願中。

貧困な国で不足している物質
I₂、F、Zn。さすがにこれは難しい・・・。
vitaminA(目の乾燥、脂溶性)、C(壊血病、コラーゲン生成されない、水溶性)、D(骨作るのに必要、脂溶性)
脂溶性のものは過剰摂取も危険。
vitaminCは過剰にとっても大丈夫。ではその生成過程とは?
D-glucose⇒D-glucose-6-phosphate⇒D-glucoes-1-phosphate⇒VDP-D-glucose⇒VDP-D-glucuronic acid⇒D-glucuronic acid⇒L-glonic acid⇒L-glono-γ―lactone⇒vitaminC(L-ascorbic acid)
長い・・・。
最後の反応にかかわる酵素(L-glono-lactone-oxydase)が人にはない。
どこからどこまで人や酵母にあるのかは不明。
お酒にvitaminCを作る酵素を発現する酵母をいれれば・・・(すっぱくなりそう)